節約投資家テツです。
投資をしていると、今流行りのセクターに偏ってしまうものです。これは、利益を狙いすぎるとそうなってしまいます。気持ちはわかります、利益を出すために投資をしているのですから。
セクターには、今勢いがあっても過去の歴史を振り返れば低迷している時期はあることが多いです。セクターの流行などいつ到来するかは読めないものです。
現在、ハイテクブームですがNASDAQでも2000年代にITバブルによる影響は大きかったです。
2000~2020年QQQチャート
ITバブルから15年かけて復活しました。15年間この落ち込んでいる時期に積立て投資、または含み損を持ち続けることができるでしょうか。
このようにセクターに一点集中するのはリターンも大きいですが、リスクもあるとわかって頂けたかと思います。特に参入時期のタイミングが悪ければ、ダメージは大きくなります。
1つのセクターに偏りすぎは、足元をすくわれる可能性が高くなると考えた方が無難です。
特に個別株になると株価の値上がりがよい銘柄に目がいってしまい、その結果セクターが偏ってしまうことがあります、守ることも忘れずポートフォリオを考えた方がいいでしょう。
ETFの場合では、1つではなく組合せてポートフォリオを考えていけばよいかと思います。
・ポートフォリオ1
QQQ 50% VOOorVTI 50%
・ポートフォリオ2
VGT 50% VOOorVTI 50%
ハイテク系ETFよりVOOやVTIの比率が高い方が安心感はあります。比率がハイテク系ETFに偏り過ぎないようバランスに気をつけるとよいと思います。
ハイテク系が今後更に上昇していくか、下落していくか、相場の動きを100%的中させることは出来ないでしょう。
だからこそ、偏りすぎたセクターのポートフォリオではなく、攻めと守りのポートフォリオを作り、市場平均を上回ってけるよう考えていきましょう。
・投資は自己責任で